作品名: | 浜菊 |
作品名読み: | はまぎく |
著者名: |
伊藤 左千夫 |
作品データ
分類: | NDC 913 |
初出: | 「ホトトギス」1908(明治41)年9月 |
作品について: | 新潟県柏崎駅、主人公は暗い駅にぽつねんと一人降り立つ。冒頭の駅での有様がその後語られる旧友宅での主人公の心情につながるようで興味深い。作品が発表された年の5月、伊藤左千夫は、岐阜県大垣に、歌人 拓植潮音を訪ねている。作品で語られる有様はこのときの訪問の様子であったらしい。(大野晋) |
文字遣い種別: | 新字新仮名 |
備考: |
作家データ
分類: | 著者 |
作家名: | 伊藤 左千夫 |
作家名読み: | いとう さちお |
ローマ字表記: | Ito Sachio |
生年: | 1864-09-18 |
没年: | 1913-07-30 |
人物について: | 1864年9月18日上総国武射郡殿台村に生まれる。本名幸次郎。1898年、新聞『日本』に「非新自讃歌論」を発表し、正岡子規に認められる。1905年、小説の処女作『野菊の墓』を「ホトトギス」に発表。その後、『隣の嫁』『春の潮』『分家』などを発表。1913年7月30日、脳溢血のため逝去。![]() |
底本データ
底本: | 野菊の墓 |
出版社: | 新潮文庫、新潮社 |
初版発行日: | 1955(昭和30)年10月25日 |
入力に使用: | 1993(平成5)年6月5日第97刷 |
工作員データ
入力: | 大野晋 |
校正: | 大西敦子 |