作品名: | フランス哲学についての感想 |
作品名読み: | フランスてつがくについてのかんそう |
著者名: |
西田 幾多郎 |
作品データ
分類: | NDC 135 |
作品について: | 昭和11年(1936)12月、岩波書店発行の「思想」に寄稿した掌編エッセイ。その後、翌年発行の「続・思索と体験」に収録。「西田幾多郎全集」には12巻に収録されている。(nns) |
文字遣い種別: | 新字新仮名 |
備考: |
作家データ
分類: | 著者 |
作家名: | 西田 幾多郎 |
作家名読み: | にしだ きたろう |
ローマ字表記: | Nishida Kitaro |
生年: | 1870-06-17 |
没年: | 1945-06-07 |
人物について: | 石川県生まれ。1896(明治29)年に金沢の第四高等学校講師、次いで教授となった。1911年(明治44)に発表した「善の研究」で、その西洋哲学と充分比肩しうる独創性で日本の思想界に衝撃を与える。その後も西田は「善の研究」の〈純粋経験〉の立場に長年にわたり厳しい批判を重ね、ついに〈場所の論理〉に到達する。その後、マルクス主義の台頭を睨みつつ〈歴史的現実世界〉の問題と取り組み、〈場所〉を〈弁証法的世界〉として具体化し、〈絶対矛盾的自己同一的世界の自己限定〉として〈歴史的実在〉の世界をとらえる立場を展開した。 近年になって脱構築の流れに乗って世界的な再評価が進んでいる哲学家の一人である。(nns) ![]() |
底本データ
底本: | 日本の名随筆 別巻92 哲学 |
出版社: | 作品社 |
初版発行日: | 1998(平成10)年10月25日 |
底本の親本: | 西田幾多郎随筆集 |
出版社: | 岩波書店 |
工作員データ
入力: | 加藤恭子 |
校正: | nns |