図書カード:丹下左膳

作品名: 丹下左膳
作品名読み: たんげさぜん
副題: 03 日光の巻
副題読み: 03 にっこうのまき
著者名:
林 不忘 

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作品データ

分類: NDC 913
初出: 「新講談丹下左膳」読売新聞、1934(昭和9)年1月30日~9月20日
作品について: 柳生藩の莫大な埋宝のありかを伝えるという、こけ猿の壺。まんじ巴の騒動をひきおこしたこの壺がころがり込んだ意外な先。はたして壺に秘められた謎は解き明かされるのか。将軍吉宗と寵臣の愚楽老人、それに南町奉行大岡越前の三人が編みだしたからくりとは。東照宮大修営をめぐり、柳生対馬守、九死に一生を得た丹下左膳、渦中の登場人物たちをつぎつぎと巻きこみ、やがて物語の舞台は日光へと移ってゆく。「乾雲坤竜の巻」、「こけ猿の巻」につづく、丹下左膳完結編「日光の巻」。(匿名希望)
wikipediaアイコン丹下左膳
文字遣い種別: 新字新仮名
備考: この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫)

作家データ

分類: 著者
作家名: 林 不忘
作家名読み: はやし ふぼう
ローマ字表記: Hayashi Fubo
生年: 1900-01-17
没年: 1935-06-29
人物について: 林不忘、谷譲次、牧逸馬の三つのペンネームを使い分けた、大正、昭和期の小説家。新潟県生まれ。函館中学中退後、1918(大正7)年、渡米。オベリン大学、オハイオノーザン大学に籍を置き、働きながら学ぶ。1924(大正13)年、帰国。松本泰主宰の「探偵文芸」に加わり、森下雨村のすすめで「めりけんじゃっぷ」(谷譲次)ものを「新青年」に発表。以降、三つの名で並行して、精力的に執筆を続ける。1935(昭和10)年、多くの連載を抱えながら、心臓麻痺で急逝。享年35歳。
wikipediaアイコン長谷川海太郎

底本データ

底本: 林不忘傑作選5 丹下左膳(五) 日光の巻
出版社: 山手書房新社
初版発行日: 1992(平成4)年9月20日発行
入力に使用: 1992(平成4)年9月20日発行

工作員データ

入力: tatsuki
校正: 地田尚