作品名: | 職業の苦痛 |
作品名読み: | しょくぎょうのくつう |
著者名: |
若杉 鳥子 |
作品データ
分類: | NDC 916 |
作品について: | 日本の女性新聞記者が十指に満たない明治末期、僅か16才で中央新聞の記者となった筆者の苦闘ぶりを表わした作品。(林幸雄) |
文字遣い種別: | 新字新仮名 |
備考: | この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫) |
作家データ
分類: | 著者 |
作家名: | 若杉 鳥子 |
作家名読み: | わかすぎ とりこ |
ローマ字表記: | Wakasugi Toriko |
生年: | 1892-12-21 |
没年: | 1937-12-18 |
人物について: | 1892(明治25)年、東京下谷で妾腹に生れる。1歳の時、茨城県古河町の芸者置屋の養女となり、更に里子に出される。「女子文壇」への投稿を始め、横瀬夜雨に師事、16歳の時、中央新聞記者となる。水野仙子、今井邦子、生田花世らと交友を深める。「創作」「珊瑚礁」等を経て、1925年「文芸戦線」で作家として評価を受ける。「戦旗」「若草」「婦人公論」等に作品を発表。プロレタリア作家同盟に加盟、宮本百合子、佐多稲子らと「働く婦人」の編集に参画。またモップルで活躍、1933年、治安維持法違反で拘留。1937(昭和12年)45才で病死。(林 幸雄) |
底本データ
底本: | 空にむかひて |
出版社: | 武蔵野書房 |
初版発行日: | 2001(平成13)年1月21日 |
底本の親本: | 女子文壇 第七年三号 |
出版社: | 女子文壇社 |
初版発行日: | 1911(明治44)年2月 |
工作員データ
入力: | 林幸雄 |
校正: | 小林徹 |