図書カード:異妖編

作品名: 異妖編
作品名読み: いようへん
著者名:
岡本 綺堂 

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作品データ

分類: NDC 913
初出: 新牡丹燈記「写真報知」1924(大正13)年6月、寺町の竹藪「写真報知」1924(大正13)年9月、龍を見た話「週刊朝日」1924(大正13)年10月
文字遣い種別: 新字新仮名
備考:

作家データ

分類: 著者
作家名: 岡本 綺堂
作家名読み: おかもと きどう
ローマ字表記: Okamoto Kido
生年: 1872-11-15
没年: 1939-03-01
人物について: 劇作家、小説家。本名は敬二、別号に狂綺堂。イギリス公使館に勤めていた元徳川家御家人、敬之助の長男として、東京高輪に生まれる。幼くして歌舞伎に親しみ、父の影響を受けて英語も能くした。東京府立一中卒業後、1890(明治23)年に東京日日新聞に入社。以来、中央新聞社、絵入日報社などを経て、24年間を新聞記者として過ごす。この間、1896(明治29)年には処女戯曲「紫宸殿」を発表。岡鬼太郎と合作した「金鯱噂高浪(こがねのしゃちうわさのたかなみ)」は、1902(明治35)年に歌舞伎座で上演された。江戸から明治にかけて、歌舞伎の台本は劇場付きの台本作家によって書かれてきたが、明治半ばからは、坪内逍遥ら、演劇界革新の担い手に新作をあおいだ〈新歌舞伎〉が台頭する。二世市川左団次に書いた「維新前後」(1908年)、「修禅寺物語」(1911年)の成功によって、綺堂は新歌舞伎を代表する劇作家となった。1913(大正2)年以降は作家活動に専念し、生涯に196篇の戯曲を残す。コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ物を原著でまとめて読んだのをきっかけに、江戸を舞台とした探偵小説の構想を得、1916(大正5)年からは「半七捕物帳」を書き始めた。
wikipediaアイコン岡本綺堂

底本データ

底本: 影を踏まれた女
出版社: 光文社文庫、光文社
初版発行日: 1988(昭和63)年10月20日
入力に使用: 2001(平成13)年9月5日3刷
校正に使用: 2001(平成13)年9月5日第3刷

工作員データ

入力: 小林繁雄
入力: 門田裕志
校正: hongming