図書カード:右門捕物帖

作品名: 右門捕物帖
作品名読み: うもんとりものちょう
副題: 23 幽霊水
副題読み: 23 ゆうれいすい
著者名:
佐々木 味津三 

この作品を今すぐ読む

作品データ

分類: NDC 913
作品について: 大坂から江戸へやってきた若衆歌舞伎の嵐三左衛門。ある夜、その三左衛門の泊まった部屋が水浸しになる。夜中に誰も出入りした者はなく、三左衛門も気付かぬうちに。不気味な出来事に、三左衛門は宿を替えるが、なんとその夜も部屋は水浸しにされた。人呼んで「幽霊水」。果たして何者の仕業であろうか。一方、疑いの目を向けられた同じ若衆歌舞伎役者江戸屋江戸五郎の愛人、墨田舎二三春が、自宅で謎の死を遂げた。幽霊水との関わりは?
おなじみむっつり右門と、一の子分伝六との軽妙な会話にのせて語られる、右門二十三番手柄の物語。(小林繁雄)
文字遣い種別: 新字新仮名
備考:

作家データ

分類: 著者
作家名: 佐々木 味津三
作家名読み: ささき みつぞう
ローマ字表記: Sasaki Mitsuzo
生年: 1896-03-18
没年: 1934-02-06
人物について: 愛知県北設楽郡下津具村生まれ。本名光三。『地主の長男』など純文学で注目されるようになるが、生活の貧しさから稿料を得るために大衆文学に転向する。代表作は『右門捕物帖』『旗本退屈男』。『右門捕物帖』が嵐寛寿郎で、『旗本退屈男』が市川右太衛門で映画化され人気を博す。
wikipediaアイコン佐々木味津三

底本データ

底本: 右門捕物帖(三)
出版社: 春陽文庫、春陽堂書店
初版発行日: 1982(昭和57)年9月15日
入力に使用: 1982(昭和57)年9月15日新装第1刷
校正に使用: 1996(平成8)年4月20日新装第3刷

工作員データ

入力: tatsuki
校正: 小林繁雄