作品名: | ちるちる・みちる |
作品名読み: | ちるちる・みちる |
著者名: |
山村 暮鳥 |
作品データ
分類: | NDC K913 |
作品について: | 1920(大正9)年、洛陽堂より刊行。多くの童話を書いた暮鳥の、最初の童話集である。信仰に生き、病と貧困に苦しんだ暮鳥が、逆境の中で切りひらいた新しい童話文学のはじまりと言えよう。「自序」によれば、暮鳥がその愛娘・玲子に、寝床で語り聞かせたお伽噺がもとになっているという。キリスト教精神にみちた、美しくも悲しい物語、大人も考えさせられる寓話を集めた、珠玉の童話集。(橋本山吹) |
文字遣い種別: | 旧字旧仮名 |
備考: |
作家データ
分類: | 著者 |
作家名: | 山村 暮鳥 |
作家名読み: | やまむら ぼちょう |
ローマ字表記: | Yamamura Bocho |
生年: | 1884-01-10 |
没年: | 1924-12-08 |
人物について: | 1884(明治17)年、群馬県榛名山麓の棟高村(現群馬町)に生まれる。本名、土田八九十。築地の聖三一神学校時代に文学に開眼、卒業後伝道師となって秋田、仙台、水戸等を転任、詩と宗教活動に没頭。先鋭な感覚表現で注目をあび、朔太郎・犀星らと「卓上噴水」「感情」で交流。第二詩集『聖三稜玻璃』の悪評、結核、失職、流浪と、不遇の日々を送る中で詩や童話・童謡を創作、人道的な作風を経て、晩年は温かい自然賛歌を平易な言葉で綴った。1924(大正13)年40歳で没。代表作に詩集『風は草木にささやいた』『雲』、童話集『ちるちる・みちる』などがある。(泉井小太郎)![]() |
底本データ
底本: | ちるちる・みちる 山村暮鳥童話集 |
出版社: | 名著復刻 日本児童文学館、ほるぷ出版 |
初版発行日: | 1974(昭和49)年5月 |
底本の親本: | ちるちる・みちる 山村暮鳥童話集 |
出版社: | 落陽堂 |
初版発行日: | 1920(大正9)年8月22日 |
工作員データ
入力: | 橋本山吹 |
校正: | トム猫 |