図書カード:金鳳釵記

作品名: 金鳳釵記
作品名読み: きんぽうさいき
著者名:
田中 貢太郎 

この作品を今すぐ読む

作品データ

分類: NDC 913 923
作品について: 両親と婚約者の興娘(こうじょう)とを相次いで亡くした崔興哥(さいこうか)は、鳳凰のかんざしを拾ってやったことから、興娘の妹、慶娘(けいじょう)と関係する。いったんは駆け落ちをした二人だが、一年後、意を決した興哥が慶娘の父親のもとを訪ねると、なんと慶娘は病気のためにずっと家で寝たままだという。それでは、興哥と暮していた慶娘とはいったい……? 原典は、中国の明の時代に瞿佑(くゆう)が著した幻想的な短編小説集「剪燈新話(せんとうしんわ)」。(Hiroshi_O)
文字遣い種別: 新字新仮名
備考:

作家データ

分類: 著者
作家名: 田中 貢太郎
作家名読み: たなか こうたろう
ローマ字表記: Tanaka Kotaro
生年: 1880-03-02
没年: 1941-02-01
人物について: 高知市生まれ。小説家、随筆家。漢学塾に学び、代用教員、高知実業新聞社の記者を経たのち上京。大町桂月、田山花袋、田岡嶺雲に師事。明治四十二年、嶺雲の『明治叛臣伝』の執筆に協力したのを機会に、やがて『中央公論』の「説苑(ぜいえん)」欄に情話物、怪談話などを掲載するようになる。作品は紀行文・随想、情話物、怪談・奇談などからなり、代表作には『田中貢太郎見聞録』『旋風時代』『日本怪談全集』『支那怪談全集』などがあげられる。
wikipediaアイコン田中貢太郎

底本データ

底本: 中国の怪談(一)
出版社: 河出文庫、河出書房新社
初版発行日: 1987(昭和62)年5月6日
入力に使用: 1987(昭和62)年5月6日初版
校正に使用: 1987(昭和62)年5月6日初版
底本の親本: 支那怪談全集
出版社: 桃源社
初版発行日: 1970(昭和45)年11月30日

工作員データ

入力: Hiroshi_O
校正: noriko saito