図書カード:法華僧の怪異

作品名: 法華僧の怪異
作品名読み: ほっけそうのかいい
著者名:
田中 貢太郎 

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作品データ

分類: NDC 913
作品について: 「其の後、玉音さんは、弟の家へまた引き取られたそうですが、恐らく彼(あ)の病気は癒らないでしょう。こうしておりましても、玉音さんの彼(あ)の苦しそうな声と、無鬼魅(ぶきみ)な法華僧の姿が眼の前に浮んで来ますよ」――本文より抜粋。なお、文末に「玉谷高一氏談」という原注がある。(Hiroshi_O)
文字遣い種別: 新字新仮名
備考:

作家データ

分類: 著者
作家名: 田中 貢太郎
作家名読み: たなか こうたろう
ローマ字表記: Tanaka Kotaro
生年: 1880-03-02
没年: 1941-02-01
人物について: 高知市生まれ。小説家、随筆家。漢学塾に学び、代用教員、高知実業新聞社の記者を経たのち上京。大町桂月、田山花袋、田岡嶺雲に師事。明治四十二年、嶺雲の『明治叛臣伝』の執筆に協力したのを機会に、やがて『中央公論』の「説苑(ぜいえん)」欄に情話物、怪談話などを掲載するようになる。作品は紀行文・随想、情話物、怪談・奇談などからなり、代表作には『田中貢太郎見聞録』『旋風時代』『日本怪談全集』『支那怪談全集』などがあげられる。
wikipediaアイコン田中貢太郎

底本データ

底本: 怪奇・伝奇時代小説選集3 新怪談集
出版社: 春陽文庫、春陽堂書店
初版発行日: 1999(平成11)年12月20日
入力に使用: 1999(平成11)年12月20日第1刷
校正に使用: 1999(平成11)年12月20日第1刷
底本の親本: 新怪談集 物語篇
出版社: 改造社
初版発行日: 1938(昭和13)年

工作員データ

入力: Hiroshi_O
校正: noriko saito