図書カード:暗号数字

作品名: 暗号数字
作品名読み: あんごうすうじ
著者名:
海野 十三 

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作品データ

分類: NDC 913
初出: 「現代」大日本雄辯會講談社、1938(昭和13)年3月号
作品について: 名探偵・帆村荘六のもとに内務省から依頼が入った。「国際的諜報団の秘密通信を傍受し、暗号化された6桁の数字(暗号数字)を解読する鍵を発見して頂きたい。」さっそく、帆村は活動を開始するが、麻痺剤を飲まされて大ピンチに陥る。しかも、助手の大辻が敵に拉致されてしまう。はたして、帆村は暗号数字を解読できるのか?そして、大辻の生命はいかに?
文字遣い種別: 新字新仮名
備考: 図中の計算式は、横組みで表示すると、わかりやすく再現されます。

作家データ

分類: 著者
作家名: 海野 十三
作家名読み: うんの じゅうざ
ローマ字表記: Unno Juza
生年: 1897-12-26
没年: 1949-05-17
人物について: 日本におけるSFの始祖となった小説家。本名は佐野昌一。徳島市の医家に生まれ、早稲田大学理工科で電気工学を専攻。逓信省電気試験所に勤務するかたわら、1928(昭和3)年、「新青年」に『電気風呂の怪死事件』と名付けた探偵小説を発表して小説家としてデビュー。以降、探偵小説、科学小説、加えて少年小説にも数多くの作品を残した。太平洋戦争中、軍事科学小説を量産し、海軍報道班員として従軍した海野は、敗戦に大きな衝撃を受ける。敗戦翌年の1946(昭和21)年2月、盟友小栗虫太郎の死が追い打ちをかけ、海野は戦後を失意の内に過ごす。筆名の読みは、「うんのじゅうざ」、「うんのじゅうぞう」の二通りが流布している。丘丘十郎(おか・きゅうじゅうろう)名でも作品を残し、本名では電気関係の解説書を執筆している。
wikipediaアイコン海野十三

底本データ

底本: 海野十三全集 第5巻 浮かぶ飛行島
出版社: 三一書房
初版発行日: 1989(平成元)年4月15日
入力に使用: 1989(平成元)年4月15日第1版第1刷
校正に使用: 1989(平成元)年4月15日第1版第1刷
底本の親本: 俘囚 其の他<推理小説叢書7>
出版社: 雄鷄社
初版発行日: 1947(昭和22)年6月5日

工作員データ

入力: 田中哲郎
校正: 土屋隆