作品名: | クサンチス |
作品名読み: | クサンチス |
原題: | XANTHIS |
著者名: |
サマン アルベール |
作品データ
分類: | NDC 953 |
初出: | 「新小説 一六ノ七」1911(明治44)年7月1日 |
作品について: | 飾り棚の中にいる人形達。この人形達が生きた者のように語り合い、恋をし、嫉妬し、破滅へと向かう。クサンチスは、物語に登場するギリシャの踊り子の人形の名前。1911(明治44)年7月、「新小説」に発表され、後に「諸国物語」としてまとめられた。(小林繁雄) |
文字遣い種別: | 新字旧仮名 |
備考: | この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫) |
作家データ
分類: | 著者 |
作家名: | サマン アルベール |
作家名読み: | サマン アルベール |
ローマ字表記: | Samain Albert |
生年: | 1858 |
没年: | 1900 |
人物について: | アルベール・サマン(1858~1900)フランスの詩人。〈メルキュール・ド・フランス〉誌の創刊に関係した。象徴派で、繊細な詩風。詩集「王女の庭で」など。(小林繁雄) |
分類: | 翻訳者 |
作家名: | 森 鴎外 |
作家名読み: | もり おうがい |
ローマ字表記: | Mori Ogai |
生年: | 1862-02-17 |
没年: | 1922-07-09 |
人物について: | 本名林太郎。石見国鹿足郡津和野町(現・島根県鹿足郡津和野町)生まれ。代々津和野藩亀井家の典医の家柄で、鴎外もその影響から第一大学区医学校(現・東大医学部)予科に入学。そして、両親の意に従い陸軍軍医となる。1884(明治17)年から5年間ドイツに留学し衛生学などを学ぶ。「舞姫」「うたかたの記」「文づかひ」「大発見」「ヰタ・セクスアリス」などに、そのドイツ時代の鴎外を見て取ることができる。その後、陸軍軍医総監へと地位を上り詰めるが、創作への意欲は衰えず、「高瀬舟」「阿部一族」などの代表作を発表する。![]() |
分類: | 翻訳者 |
作家名: | 森 林太郎 |
作家名読み: | もり りんたろう |
ローマ字表記: | Mori Rintaro |
生年: | 1862-02-17 |
没年: | 1922-07-09 |
人物について: | 森鴎外の本名。石見国鹿足郡津和野町(現・島根県鹿足郡津和野町)生まれ。代々津和野藩亀井家の典医の家柄で、鴎外もその影響から第一大学区医学校(現・東大医学部)予科に入学。そして、両親の意に従い陸軍軍医となる。1884(明治17)年から5年間ドイツに留学し衛生学などを学ぶ。『舞姫』『うたかたの記』『文づかひ』『大発見』『ヰタ・セクスアリス』などに、そのドイツ時代の鴎外を見て取ることができる。その後、陸軍軍医総監へと地位を上り詰めるが、創作への意欲は衰えず、『高瀬舟』『阿部一族』などの代表作を発表する。![]() |
底本データ
底本: | 鴎外選集 第14巻 |
出版社: | 岩波書店 |
初版発行日: | 1979(昭和54)年12月19日 |
入力に使用: | 1979(昭和54)年12月19日第1刷 |
校正に使用: | 1979(昭和54)年12月19日第1刷 |
工作員データ
入力: | tatsuki |
校正: | 小林繁雄 |