作品名: | ニッケルの文鎮 |
作品名読み: | ニッケルのぶんちん |
著者名: |
甲賀 三郎 |
作品データ
分類: | NDC 913 |
作品について: | 「新青年」1926(大正15)年1月号に掲載された。深夜、医師が殺された。その死因は当初鈍器での撲殺とみられ、容疑者が浮かび上がったが? 女性の一人称で語られるこの作品は殺人トリックこそ単純であるが、何度も繰り返されるどんでん返しがうまくかみ合い、作者の短編の代表作のひとつとされている。 (大野晋) |
文字遣い種別: | 新字新仮名 |
備考: | この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫) |
作家データ
分類: | 著者 |
作家名: | 甲賀 三郎 |
作家名読み: | こうが さぶろう |
ローマ字表記: | Koga Saburo |
生年: | 1893-10-05 |
没年: | 1945-02-14 |
人物について: | 1893.10.5~1945.2.14。本名は春田能為(よしため)。農商務省の化学技官から後に職業作家に転じた。戦前は江戸川乱歩、大下宇陀児と並ぶ探偵小説界の3大巨星であった。木々高太郎との間での探偵小説論争(木々が文学性を重んじたのに対して甲賀はトリックの論理性が重要であるとした)は有名。(大野晋)![]() |
底本データ
底本: | 本格推理展覧会 第三巻 凶器の蒐集家 |
出版社: | 青樹社文庫、青樹社 |
初版発行日: | 1996(平成8)年3月10日 |
工作員データ
入力: | 大野晋 |
校正: | kazuishi |