図書カード:晶子詩篇全集拾遺

作品名: 晶子詩篇全集拾遺
作品名読み: あきこしへんぜんしゅうしゅうい
著者名:
与謝野 晶子 

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作品データ

分類: NDC 911
作品について: 『晶子詩篇全集拾遺』は、歌人与謝野晶子の自選詩集『晶子詩篇全集』の未収録作品(講談社版全集第9・10巻に収録)で、文語・口語詩239篇が収録されている。
これらは1899(明治32)年に「よしあし草」に発表された作品から、1942(昭和17)年に「冬柏」に発表された作品に及ぶが、『晶子詩篇全集』に比べ、明治期と昭和期に注目すべき作品が含まれている。(とくに、1910(明治43)年発表の「ないしよごと」「お俊傳兵衞」、1932(昭和7)年の「紅顔の死」、1939(昭和14)年の「鈴蘭の変死」等。)
作品は無題のものが多いが、読者は、読み進めてゆくと、その中からキラリと光るものを発見することができるであろう。(武田秀男)
各詩篇の出典一覧は、こちら
文字遣い種別: 新字旧仮名
備考: この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫)

作家データ

分類: 著者
作家名: 与謝野 晶子
作家名読み: よさの あきこ
ローマ字表記: Yosano Akiko
生年: 1878-12-07
没年: 1942-05-29
人物について: 大阪府堺市生まれ。旧姓は、鳳(ほう)。本名は、志よう。1900年(明治33年)與謝野寛(鉄幹)によって創立された新詩社の社友となり、その新詩社の機関誌「明星」に短歌を発表。翌年、処女歌集「みだれ髪」を刊行。浪漫的な情趣をたたえた「明星調」は当時の青年層から熱狂的に支持された。與謝野寛との結婚後は、「小扇」「舞姫」「夢之華」などの歌集をあいついで刊行し、歌壇に女流歌人の第一人者としての名声を確立した。明治四十年代から大正期にかけての歌集・詩歌集に、「常夏」「佐保姫」「春泥集」「青海波」「夏より秋へ」「朱葉集」「火の鳥」「太陽と薔薇」などがある。昭和に入ってからも作歌活動は続き、「心の遠景」「白桜集」(遺稿)などの歌集が刊行されている。また、上記の短歌、「君死にたまうことなかれ」をはじめとする詩や小説、童話のみならず、源氏物語などの古典研究、婦人問題に関する評論活動、文化学院をよりどころとした女子教育など、多方面にわたって活躍する。wikipediaアイコン与謝野晶子

底本データ

底本: 定本 與謝野晶子全集 第九巻 詩集一
出版社: 講談社
初版発行日: 1980(昭和55)年8月10日
入力に使用: 1980(昭和55)年8月10日第1刷
校正に使用: 1980(昭和55)年8月10日第1刷
底本: 定本 與謝野晶子全集 第十巻 詩集二
出版社: 講談社
初版発行日: 1980(昭和55)年12月10日
入力に使用: 1980(昭和55)年12月10日第1刷
校正に使用: 1980(昭和55)年12月10日第1刷

工作員データ

入力: 武田秀男
校正: kazuishi