図書カード:フランダースの犬

作品名: フランダースの犬
作品名読み: フランダースのいぬ
原題: A Dog of Flanders
著者名:
ド・ラ・ラメー マリー・ルイーズ 

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作品データ

分類: NDC K933
作品について: wikipediaアイコンフランダースの犬
文字遣い種別: 新字新仮名
備考: 「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に基づいて、底本の表記をあらためました。
この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫)

作家データ

分類: 著者
作家名: ド・ラ・ラメー マリー・ルイーズ
作家名読み: ド・ラ・ラメー マリー・ルイーズ
ローマ字表記: de la Ramee Marie Louise
生年: 1839-01-01
没年: 1908-01-25
人物について: イギリス、サフォーク州生まれ。子どもの頃、自分の名前をうまく発音できず、ウィーダと言っていたところ、周りからもそう呼ばれるようになったため、これをそのまま筆名にした。1859年、20歳のときにロマンス小説でデヴューし、次々と作品を書いて人気作家となり、社交界で活躍する。イタリアの動物愛護協会設立に尽力するほど犬が好きで、1872年、前年のアントワープ旅行を元にした「フランダースの犬」を出版する。晩年は人間不信となり経済的にも苦しくなるが、自分の飼う犬たちのために少ない年金を使い、最終的には馬車の中で生活するまでになる。見かねた人々が安アパートに入れてくれたが、寒さのため身体が弱っており、肺炎をこじらせて亡くなった。(大久保ゆう)
wikipediaアイコンウィーダ
分類: 翻訳者
作家名: 菊池 寛
作家名読み: きくち かん
ローマ字表記: Kikuchi Kan
生年: 1888-12-26
没年: 1948-03-06
人物について: 1888年12月26日香川県高松市生まれ。京都大学在学中、第三次、第四次「新思潮」に参加。『屋上の狂人』『父帰る』を発表するが、世間に認められるまでには至らなかった。時事新報社時代に発表した『無名作家の日記』『恩讐の彼方に』が評判になり、文壇的地位を確立する。「文芸春秋」の創刊、「文芸家協会」の設立、芥川賞、直木賞の設定などにも貢献する。
wikipediaアイコン菊池寛

底本データ

底本: 小学生全集26
出版社: 興文社、文芸春秋社
初版発行日: 1929(昭和4)年5月23日
入力に使用: 1929(昭和4)年5月23日
校正に使用: 1929(昭和4)年5月23日

工作員データ

入力: 大久保ゆう
校正: 門田裕志