図書カード:道成寺(一幕劇)

作品名: 道成寺(一幕劇)
作品名読み: どうじょうじ(ひとまくげき)
著者名:
郡 虎彦 

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作品データ

分類: NDC 912
作品について: 道成寺の鐘が鳴るとき、かつてこの寺で、自分を欺いた男を呪い殺した鬼女の怨霊がよみがえる。――和歌山県の道成寺に伝わる清姫伝説に材を取った一幕劇の怪談。1912(大正元)年、「三田文学」に発表。同年、小山内薫演出で帝国劇場にて上演された。(土屋隆)
文字遣い種別: 新字新仮名
備考: この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫)

作家データ

分類: 著者
作家名: 郡 虎彦
作家名読み: こおり とらひこ
ローマ字表記: Kori Torahiko
生年: 1890-6-28
没年: 1924-10-6
人物について: 1890(明治23)年、東京市京橋区に生れる。学習院高等科在学中に「白樺」創刊に参加。東京帝国大学英文科入学後に発表した戯曲「タマルの死」「道成寺」で注目される。1913(大正2)年に大学を中退し「世界的文人」を志して渡欧。西欧の文壇、演劇界で好評を得るも、帰国を果たさぬまま、1924(大正13)年、スイス、モンターナのサナトリウムで没した。34歳。(土屋隆)

wikipediaアイコン郡虎彦

底本データ

底本: 日本の文学 78 名作集(二)
出版社: 中央公論社
初版発行日: 1970(昭和45)年8月5日
入力に使用: 1970(昭和45)年8月5日初版
校正に使用: 1970(昭和45)年8月5日初版

工作員データ

入力: 土屋隆
校正: 小林繁雄