図書カード:鸚鵡

作品名: 鸚鵡
作品名読み: おうむ
副題: 『白鳳』第二部
副題読み: 『はくほう』だいにぶ
著者名:
神西 清 

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作品データ

分類: NDC 913
初出: 「新文學」1948(昭和23)年6月号
作品について: 『白鳳』第一部「春泥」はこちら
文字遣い種別: 新字旧仮名
備考: この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫)

作家データ

分類: 著者
作家名: 神西 清
作家名読み: じんざい きよし
ローマ字表記: Jinzai Kiyoshi
生年: 1903-11-15
没年: 1957-03-11
人物について: 小説家・翻訳家・評論家。1903(明治36)年、東京牛込に生まれる。一高理科に入学し、堀辰雄を知って文学への関心が高まり、東京外国語露語科に転学。卒業後、北大図書館に勤めながら創作を志し、ソ連通商部を経たあと文筆生活に入る。ロシア語はもとよりフランス語にも長け、プーシキン、ツルゲーネフ、ガルシン、チェーホフ、ゴーリキー~バルザック、ジード、シャルドンヌらの諸作品を翻訳する。とくにチェーホフ作品は、その彫琢された文章によって名訳の誉れが高い。これらの業績から翻訳家として有名になったが、小説も寡作ながら「垂水」「灰色の眼の女」「少年」など、高踏的な凝った文体で書いた。応仁の乱を題材にした「雪の宿り」は自らの戦争体験を重ね合わせた歴史小説の逸品。博学で和洋の文学に造詣深く、「散文の運命」「チェーホフ試論」などの評論がある。1957(昭和32)年、舌癌により鎌倉で死去。享年53。
wikipediaアイコン神西清

底本データ

底本: 雪の宿り 神西清小説セレクション
出版社: 港の人
初版発行日: 2008(平成20)年10月5日
入力に使用: 2008(平成20)年10月5日初版第1刷
校正に使用: 2008(平成20)年10月5日初版第1刷
底本の親本: 神西清全集 第3巻
出版社: 文治堂書店
初版発行日: 1961(昭和36)年10月31日

工作員データ

入力: kompass
校正: 小林繁雄
校正: 門田裕志