作品名: | 列車 |
作品名読み: | れっしゃ |
著者名: |
太宰 治 |
作品データ
分類: | NDC 913 |
初出: | 「サンデー東奧 二〇三号」1933(昭和8)年2月19日 |
作品について: | 「サンデー東奧」の懸賞小説に応募して、「太宰治」名ではじめて書かれた作品。 この作品を含む以下の15作品は、著者のはじめての作品集「晩年」(砂子屋書房、1936(昭和11)年6月25日)に収録された。 「葉」(新字新仮名) 「思ひ出」(旧字旧仮名) 「魚服記」(新字新仮名) 「列車」(新字新仮名、旧字旧仮名) 「地球図」(新字新仮名) 「猿ヶ島」(新字新仮名) 「雀こ」(新字新仮名) 「道化の華」(旧字旧仮名) 「猿面冠者」(新字新仮名、旧字旧仮名) 「逆行」(新字新仮名、旧字旧仮名) 「彼は昔の彼ならず」(新字新仮名) 「ロマネスク」(新字新仮名) 「玩具」(新字新仮名) 「陰火」(旧字旧仮名) 「めくら草紙」(新字新仮名) 「「晩年」に就いて」、「「晩年」と「女生徒」」には、同書についての言及がある。 |
文字遣い種別: | 旧字旧仮名 |
備考: |
作家データ
分類: | 著者 |
作家名: | 太宰 治 |
作家名読み: | だざい おさむ |
ローマ字表記: | Dazai Osamu |
生年: | 1909-06-19 |
没年: | 1948-06-13 |
人物について: | 津軽の大地主の六男として生まれる。共産主義運動から脱落して遺書のつもりで書いた第一創作集のタイトルは「晩年」(昭和11年)という。この時太宰は27歳だった。その後太平洋戦争に向う時期から戦争末期までの困難な間も、妥協を許さない創作活動を続けた数少ない作家の一人である。戦後「斜陽」(昭和22年)は大きな反響を呼び、若い読者をひきつけた。![]() |
底本データ
底本: | 太宰治全集2 |
出版社: | 筑摩書房 |
初版発行日: | 1998(平成10)年5月25日 |
入力に使用: | 1998(平成10)年5月25日初版第1刷 |
底本の親本: | 晩年 |
出版社: | 第一小説集叢書、砂子屋書房 |
初版発行日: | 1936(昭和11)年6月25日 |
工作員データ
入力: | 赤木孝之 |
校正: | 田尻幹二 |