図書カード:大雨の前日

作品名: 大雨の前日
作品名読み: たいうのぜんじつ
著者名:
伊藤 左千夫 

この作品を今すぐ読む

作品データ

分類: NDC 913
初出: 「ホトヽギス 第十四卷第一號」1910(明治43)年10月1日
作品について: この作品は雑誌「ホトトギス」の第十四巻第一号に掲載され、続いて次号に『水害雑録』が掲載された。明治43年の8月、伊藤左千夫の自宅は洪水の被害に見舞われる。この作品には水害の前日、不安に包まれる左千夫の一家が描かれている。この後起きた水害は『水害雑録』で語られる。なお、作中に登場する十四歳、十二歳、七歳の子供達とは、それぞれ伊藤左千夫の三女蒼生、四女千種、五女由伎であろう。(高瀬竜一)
文字遣い種別: 新字新仮名
備考:

作家データ

分類: 著者
作家名: 伊藤 左千夫
作家名読み: いとう さちお
ローマ字表記: Ito Sachio
生年: 1864-09-18
没年: 1913-07-30
人物について: 1864年9月18日上総国武射郡殿台村に生まれる。本名幸次郎。1898年、新聞『日本』に「非新自讃歌論」を発表し、正岡子規に認められる。1905年、小説の処女作『野菊の墓』を「ホトトギス」に発表。その後、『隣の嫁』『春の潮』『分家』などを発表。1913年7月30日、脳溢血のため逝去。
wikipediaアイコン伊藤左千夫

底本データ

底本: 日本掌編小説秀作選 上 雪・月篇
出版社: 光文社文庫、光文社
初版発行日: 1987(昭和62)年12月20日
入力に使用: 1987(昭和62)年12月20日初版1刷
校正に使用: 1987(昭和62)年12月20日初版1刷

工作員データ

入力: 高瀬竜一
校正: noriko saito