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手紙

慶応元年十二月三日 印藤肇あて

坂本龍馬




一筆啓上仕候。

然ニ私十一月廿四日浪華出帆、同廿六夕上の関ニつき申候。

夫より今日下の関ニ参り其まゝ御とゞけ申上候。いづれ拝顔の上万々。

謹言

十二月三日
龍馬

聿大兄

足下

印藤様
直陰






底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社

   2003(平成15)年12月10日第1刷発行

   2008(平成20)年9月19日第7刷発行

※底本手紙の写真のキャプションに、(下関 長府博物館蔵)とあります。

※直筆の手紙の折り返しに合わせた改行は、省いて入力しました。

入力:Yanajin33

校正:Hanren

2010年7月28日作成

2011年6月17日修正

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