戻る

手紙

慶応二年六月十六日 品川省吾あて

坂本龍馬




谷氏の書状御取持ニて私を御頼被遣候よし、定而御用事可之と奉拝察、今より夕方かけ乙丑丸ニ御待申候間、何卒御来光奉願候。稽首※(二の字点、1-2-22)

十六日

報国隊中

品川様
坂本龍馬

八ツ半頃ニハ必、船にのり候よふ御心積可然候。






底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社

   2003(平成15)年12月10日第1刷発行

   2008(平成20)年9月19日第7刷発行

※底本手紙の写真のキャプションに、(下関 長府博物館蔵)とあります。

※直筆の手紙の折り返しに合わせた改行は、省いて入力しました。

入力:Yanajin33

校正:Hanren

2010年7月28日作成

2011年6月17日修正

青空文庫作成ファイル:

このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。





●表記について



●図書カード