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手紙

慶応三年一月二十二日 坂本乙女あて

坂本龍馬




此度、門為参候て海山の咄御国の咄も聞つくし、誠におもしろく奉存候。然、私の心中などのこらず此の為に咄有之候間、くは敷御聞取可遣と存候。稽首。

正月廿二日
龍馬

坂本乙様 左右
直柔






底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社

   2003(平成15)年12月10日第1刷発行

   2008(平成20)年9月19日第7刷発行

※底本本文の末尾に、(坂本直衛旧蔵)とあります。

入力:Yanajin33

校正:Hanren

2010年7月28日作成

2011年6月17日修正

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