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手紙

慶応三年四月六日 伊藤助太夫あて

坂本龍馬




今日ハ金子御入用と存候得バ、小曽根英四郎みせ番頭清吉を以て、六百両さし出申候。

残弐百両ハ竹行の為ニ今シバらく借用仕置候間、其御心積奉願候。早※(二の字点、1-2-22)頓首※(二の字点、1-2-22)

四月六日


伊藤九三老兄
直柔

足下






底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社

   2003(平成15)年12月10日第1刷発行

   2008(平成20)年9月19日第7刷発行

※底本手紙の写真のキャプションに、(東京 伊藤家文書)とあります。

※直筆の手紙の折り返しに合わせた改行は、省いて入力しました。

入力:Yanajin33

校正:Hanren

2010年7月28日作成

2011年6月17日修正

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