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手紙

慶応三年六月二十四日 望月清平あて

坂本龍馬




別紙、乙(姉乙女)に送り候書状ハ、養子清次郎を論じて遣候事在之候間、愚兄権平ニハ見せられぬ事おゝく候まゝ、必大兄御母上まで御送り愚兄ニハ小弟より手紙のあねニ達し候ことをしらせぬよふ御母上より御(じき)ニ御達可遣御願申上候。

廿四日朝
頓首


望月清平様

才谷拝

机下






底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社

   2003(平成15)年12月10日第1刷発行

   2008(平成20)年9月19日第7刷発行

※底本手紙の写真のキャプションに、(屋烏帖)とあります。

※丸括弧付きの語句は、底本編集時に付け加えられたものです。

※直筆の手紙の折り返しに合わせた改行は、省いて入力しました。

入力:Yanajin33

校正:Hanren

2010年8月26日作成

2011年6月17日修正

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