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手紙
慶応三年八月二十四日 佐々木高行あて
坂本龍馬
此度、石田英吉の船中は、兼て衣服少なき諸生なれば甚だ気の毒なり。金を御つかはしなれば、早速に求候。もし先生の御著ものでも御つかはし遣さる可く候や。右英吉は非常用向申候義は、官より右よふの事あて御つかはしにて可
レ
然かと奉
レ
存候。何卒宜御取計奉
レ
願候。謹言。
龍拝
佐々木様
底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社
2003(平成15)年12月10日第1刷発行
2008(平成20)年9月19日第7刷発行
※底本本文の末尾に、(佐々木高行日記)とあります。
入力:Yanajin33
校正:Hanren
2010年7月28日作成
2011年6月17日修正
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