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手紙

慶応三年八月二十五日 佐々木高行あて

坂本龍馬




石田及下等士官水夫頭には、私より金少々遣し申候。弐拾金御つかはしになれば可なり。

西洋衣がとゝのい申候。彼横笛船では船将にて候得バ、(それ)ばかりの事してやり度奉存候。何れ御考奉願候。再拝。

八月廿五日
龍馬 再拝。


佐々木先生

左右






底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社

   2003(平成15)年12月10日第1刷発行

   2008(平成20)年9月19日第7刷発行

※底本本文の末尾に、(佐々木高行日記)とあります。

※丸括弧付きの語句は、底本編集時に付け加えられたものです。

入力:Yanajin33

校正:Hanren

2010年8月27日作成

2011年6月17日修正

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