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手紙

慶応三年九月五日 安岡金馬あて

坂本龍馬




          有次第ニ奉存候。私よりも何か            候得ども、何分御聞の通英国さわぎにて、どうもひまなく  失敬   今日も鳥渡(ちよつと)           残念ニ存何レ近※(二の字点、1-2-22)参上仕候。謹言

五日
龍馬

金馬先生御許






底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社

   2003(平成15)年12月10日第1刷発行

   2008(平成20)年9月19日第7刷発行

※空白の罫囲みは判読不能部分です。

※直筆の手紙の折り返しに合わせた改行は、省いて入力しました。

※丸括弧付きの語句は、底本編集時に付け加えられたものです。

入力:Yanajin33

校正:Hanren

2010年10月9日作成

青空文庫作成ファイル:

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