古る摺れた
外国の絵端書
||唾液が余りに中性だ
雨あがりの街道を
歩いたが歩いたが
飴屋がめつからない
唯のセンチメントと思ひますか?
||額をみ給へ
||一度は神も客観してやりました
||不合理にも存在価値はありませうよ
だが不合理は僕につらい
||こんなに先端に速度のある
自棄 々々 々々
下駄の歯は
僕の重力を何といつて土に訴へます
「空は興味だが役に立たないことが淋しい
||精神の除外例にも物理現象に変化ない」
ガラスを舐めて
蠅を気にかけぬ
●表記について
- このファイルは W3C 勧告 XHTML1.1 にそった形式で作成されています。
- 「くの字点」をのぞくJIS X 0213にある文字は、画像化して埋め込みました。