作品名: | 久助君の話 |
作品名読み: | きゅうすけくんのはなし |
著者名: |
新美 南吉 |
作品データ
分類: | NDC K913 |
作品について: | 久助君という少年を主人公とした、いわゆる〈久助もの〉の一つ。友人の兵太郎君とふざけ合い、えんえんと取っ組み合いを演じる久助君の心には、さまざまな思いが浮かんでは消える。兵太郎君がふとのぞかせた、寂しげな表情の向こうに、久助君が見たものは…。〈久助もの〉には他に、『川』、『嘘』がある。 この作品を含む以下の8作品は、著者が生前に編んだ唯一の童話集「おぢいさんのランプ」(有光社、1942(昭和17)年10月10日)に収録されていた。 「川」(新字新仮名) 「嘘」(新字新仮名) 「ごんごろ鐘」(新字新仮名) 「久助君の話」(新字新仮名) 「うた時計」(新字新仮名) 「おぢいさんのランプ」(新字新仮名) 「貧乏な少年の話」 「あとがき」(新字旧仮名) ![]() |
文字遣い種別: | 新字新仮名 |
備考: |
作家データ
分類: | 著者 |
作家名: | 新美 南吉 |
作家名読み: | にいみ なんきち |
ローマ字表記: | Niimi Nankichi |
生年: | 1913-07-30 |
没年: | 1943-03-22 |
人物について: | 愛知県出身。18歳で上京し、北原白秋の門下で童謡誌『チチノキ』の同人に。ついで、鈴木三重吉主宰の『赤い鳥』に童話作品を次々に発表。しかし、在京中に病に倒れ、帰郷後、わずか29歳で没した。![]() |
底本データ
底本: | 牛をつないだ椿の木 |
出版社: | 角川文庫、角川書店 |
初版発行日: | 1968(昭和43)年2月20日 |
入力に使用: | 1974(昭和49)年1月30日第12版 |
校正に使用: | 1981(昭和56)年7月30日第22版 |
工作員データ
入力: | もりみつじゅんじ |
校正: | ゆうこ |